夏の甲子園が2022年8月6日に開幕!
気になるのは優勝候補の大阪桐蔭高等学校、3年生エース『川原嗣貴(かわはらしき』さんです。
大阪桐蔭は、中高一貫と高校から進学する2つのコースがあります。
川原嗣貴さんは大阪桐蔭中学校からのエスカレーター進学ではなく、吹田市立千里丘中学校の出身です。
今回は甲子園大注目の大型右腕、川原嗣貴さんについて出身中学校や戦績を調査していきます。
川原嗣貴さんのが投げるストレートの球速や、得意な球種などもプロフィールとあわせて紹介しますのでお楽しみに。
では、楽しんで行ってみましょう!
川原嗣貴(大阪桐蔭)の出身中学は吹田市立千里丘中!
川原嗣貴さんの出身中学校は、大阪府吹田市にある吹田市立千里丘中学校です。
川原嗣貴さんは、中学校の部活動では野球をしていおらず、北摂リトルシニアという野球チームに所属していました。
北摂リトルシニアは関西連盟所属のチームで、各種大会で好成績を収めている強豪チームです。
強豪の北摂リトルシニアで、川原嗣貴さんは下級生時代から先発を任されるなど、主力として活躍。
中学校の下級生時代というと、まだ体が成長しきっていないので、先輩と比べるとかなり不利な状況といえます。
その中で、上級生を差し置いて先発に出れるというのは素晴らしいことですね。
川原嗣貴さんは、幼稚園の年長からポルテ野球クラブで軟式野球をスタート。
小学校3年生からは、地元の野球チームである千里丘イーグルスに所属していました。
野球をやっている方は早くても小学校高学年からのイメージですが、川原嗣貴さんは野球に触れ合うタイミングが早かったんですね。
幼稚園から野球を始めて、グングン成長していった川原嗣貴さん。
各種大会では、見事な成績をおさめています。
川原嗣貴さんの戦績を見ていきましょう!
川原嗣貴(大阪桐蔭)の戦績
川原嗣貴さんは、北摂リトルシニア時代にはエースとして活躍。
中学校3年生には、関西選抜に選出されており、台湾遠征にも行っています。
大阪桐蔭に北摂リトルシニアから行った人は過去におらず、川原嗣貴さんだけ。
強豪と言われる北摂リトルシニアからでも入学は難しい、狭き門なんですね。
そんな大阪桐蔭に進学した川原嗣貴さんの中学から高校にかけての戦績はこちら。
まずは、中学生(北摂リトルシニア)から。
2017年 リトルシニア関西連盟夏季 4回戦
2017年 リトルシニア関西連盟秋季 ベスト4
2017年 タイガースカップ 準優勝
2018年 リトルシニア全国選抜野球大会 1回戦
2018年 リトルシニア関西連盟夏季 3位決定戦
2018年 ジャイアンツカップ大阪地区予選 ベスト4
2018年 リトルシニア日本選手権大会 1回戦
2018年 リトルシニア関西連盟秋季 9位-12位決定戦
2019年 リトルシニア全国選抜野球大会 2回戦
2019年 リトルシニア関西連盟春季 ベスト8
2019年 リトルシニア関西連盟夏季 2回戦
2019年 ジャイアンツカップ大阪地区予選 第3代表決定戦
2019年 ジャイアンツカップ 1回戦
関西ナンバーワンを決めると言われるタイガースカップで準優勝しているのは、凄いことですね。
野球はチーム戦なので、ピッチャーが強いだけでは勝てません。
当然打者が強いだけでも勝てませんから、総合力で競うところは野球の難しいところですね。
大阪桐蔭に進学後の戦績はこちら。
2020年 大阪府高等学校野球大会 ベスト4
2020年 甲子園高校野球交流試合
2020年 大阪府高校野球秋季大会 優勝
2020年 高校野球近畿大会秋季 準優勝
2021年 センバツ高校野球(選抜高等学校野球大会) 1回戦
2021年 大阪府高校野球春季大会 優勝
2021年 高校野球近畿大会春季 優勝
2021年 全国高等学校野球選手権大阪大会 優勝
2021年 全国高校野球選手権大会(夏の甲子園) 2回戦
2021年 大阪府高校野球秋季大会 優勝
2021年 高校野球近畿大会秋季 優勝
2021年 明治神宮野球大会(高校野球) 優勝
2022年 センバツ高校野球(選抜高等学校野球大会) 優勝
2022年 大阪府高校野球春季大会 優勝
2022年 高校野球近畿大会春季 準優勝
2022年 全国高等学校野球選手権大阪大会 優勝
2022年 全国高校野球選手権大会(夏の甲子園) 1回戦
優勝、準優勝という文字がズラっと並んでいますね。
2021年の大阪府高校野球春季大会では、2年生ながら背番号18を与えられ出場。
順調に好成績を積み上げていた川原嗣貴さんですが、ターニングポイントなったのは2021年夏の甲子園。
背番号は15に変わり、2年生として出場した川原嗣貴さん。
滋賀県代表の近江高等学校との試合で、同点の8回に登板した川原嗣貴さんは、制球が乱れたところを打線につかまります。
そこでの失点で試合に負け、大阪桐蔭は涙の2回戦敗退となりました。
人目もはばからずに泣き崩れた川原嗣貴さんが印象的でした。
この時の悔しい思いが、今の川原嗣貴さんのピンチでも揺るがないメンタルと、高い制球力を作り上げたんですね。
2022年のセンバツ高校野球では因縁の近江高等学校に雪辱を果たし、大阪桐蔭をセンバツ優勝に導いています。
“今春センバツでは背番号「10」で近江(滋賀)との決勝戦の8回から登板し、2イニングを無失点で締めくくった。今大会で初めてエースナンバーを背負っている。先頭の坂根葉矢斗捕手(2年)に安打されたが、後続は三振、遊邪飛、三振に仕留め、無失点に封じた。”
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/2507200939f9f1664e057fcb0c40c9f18cf1184f
2022年大阪府春季大会からは、エースナンバーの1番を背負っている川原嗣貴さん。
2022年夏の甲子園での活躍が大きく期待されますね!
そんな大阪桐蔭のエース、川原嗣貴さんはどんな球を投げるのか?
球速と球種を見ていきましょう。
川原嗣貴(大阪桐蔭)の球速球種
川原嗣貴さんは身長188センチ、85キロと恵まれた体格を持っています。
その高身長から繰り出される鋭いストレートは、最速148キロ。
140キロ前半で戦うプロ野球選手もいますので、球速だけで見ればプロ顔負けですね。
“ゆったりとした投球モーションから最速148キロのストレートとカットボールなどの変化球を武器にする。”
引用https://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/baseball/hs_other/2022/08/06/14810/index_4.php
148キロのストレートを見せられた後に、130キロ越えのカットボールを投げる。
初見ではまず、打てませんね。
落ち着いた投球フォームからの早いストレートも、ギャップがあって打者からすると難しく見えるはずです。
川原嗣貴さんの凄さはストレートだけではなく、多彩な変化球も魅力。
川原嗣貴さんが投げる変化球は、
カットボール (横の変化)
カーブ (斜めの変化)
スプリット(縦の変化)
横の変化に加え、縦の変化も使える万能さ。
スプリットは球筋もストレートと似ているため、最速148キロのストレートと合わせたら、そう簡単に捉えることはできません。
2年生時代には140キロ前半だったストレートも、今や148キロですから。
これから体幹と下半身を鍛えて、さらに速くなっていきそうですね。
ドラフトでもプロ野球チームから注目されている川原嗣貴さん。
プロ入りしてからの体作りで、グッと球速が伸びる選手もいるので、プロ野球選手になったころには150キロの大台を突破していそうです。
最後に、川原嗣貴さんのプロフィールを見ていきましょう。
川原嗣貴(大阪桐蔭)プロフィール
川原嗣貴さんのプロフィールはこちら。
名前 : 川原嗣貴(かわはらしき)
誕生日 : 2004年6月30日
身長 : 188センチ
体重 : 85キロ
ポジション : 投手
利き腕 : 右投左打
50メートル走: 6.8秒
出身小学校 : 不明
出身中学校 : 大阪府吹田市立千里丘中学校
出身チーム : 北摂リトルシニア
趣味 : 読書
好きな選手 : 藤浪晋太郎
好きな球団 : オリックス
将来の夢 : プロ野球選手
好きな食べ物: 中華料理
嫌いな食べ物: なし
好きな芸能人: NiziU
ニックネーム: ぎじちん
好きな選手に藤浪晋太郎さんをあげているのが、印象的ですね。
藤浪晋太郎さんも高身長で鋭いストレートと変化球が魅力の投手です。
また、大阪桐蔭の先輩にもなりますね。
単純に好きと言うだけではなく、自分の投球スタイルにあった目標にしているのかもしれませんね。
自身がかぶる帽子に、『日本一のピッチャー』と記している川原嗣貴さん。
悔しい思いを経験し、身長だけではなく心も大きくなった大型右腕の甲子園が暑いですね!
まとめ
今回は、大阪桐蔭のエース川原嗣貴さんについて調査してきました。
川原嗣貴(大阪桐蔭)の出身中学は吹田市立千里丘中!
・出身中学校は大阪府にある吹田市立千里丘中学校
・吹田市立千里丘中学校の部活には属していなかった
・中学校時代は北摂リトルシニアに所属
・中学校時代もエースとして活躍していた
川原嗣貴(大阪桐蔭)の戦績
・北摂リトルシニア時代にタイガースカップ準優勝
・中学校3年生に関西選抜に選出、台湾遠征に行っている
・大阪桐蔭では1年生から登録選手となっている
・2年生では背番号が与えられ各大会で活躍
・2021年夏の甲子園で涙の2回戦敗退
・2022年にはエースナンバーを背負って雪辱を果たした
川原嗣貴(大阪桐蔭)の球速球種
・最速148キロのストレート
・130キロ台のカットボールにカーブ、スプリットを操る
川原嗣貴(大阪桐蔭)プロフィール
・2004年6月30日生まれ
・身長188センチ
・体重85キロ
・好きな選手は藤浪晋太郎さん
川原嗣貴さんについては、いかがでしたか?
幼稚園から野球を始めていたというのは驚きました。
天性の才能と体格に恵まれ、努力も惜しまない天才ピッチャーにも、涙を流すような悔しい試合があったんですね。
当時の弱点は大きく改善されているようなので、これからの甲子園大会も期待です。