大阪桐蔭の3年生エース、川原嗣貴さん。
188センチの高身長と恵まれた体格から繰り出される直球は、最速148センチ。
2022年夏の甲子園、大注目のピッチャーです。
そんな川原嗣貴さんは、昨年2021年夏の甲子園にも出場していますが成績は伸びず、2回戦敗退。
川原嗣貴さんの投球内容の悪さに、『怒られる』や『西谷監督が激怒?』との噂があります。
どんな試合内容だったのか気になりますね。
今回は、大阪桐蔭の大注目エース川原嗣貴さんに昨年何があったのか調査していきます。
川原嗣貴さんのターニングポイントとなった、エピソードを知ることで、
2022年夏の甲子園が、何倍も楽しくなります!
では、早速行ってみましょう!
大阪桐蔭の川原嗣貴(しき)が怒られるとは?
大阪桐蔭の3年生エース、川原嗣貴さんは昨年2021年夏の甲子園に2年生で出場しています。
甲子園初登板となった、大阪桐蔭と滋賀県の近江高校戦。
8回同点の場面で初登板となった川原嗣貴さんは相手打線につかまり、失点。
大阪桐蔭打線も得点は追加出来ず、川原嗣貴さんの失点により敗退。
優勝候補と呼ばれた大阪桐蔭が涙の2回戦敗退となりました。
当時、左腕エースとして活躍していた松浦慶斗さんや、
150キロ超のストレートを武器に注目されていた右腕の関戸康介さんは登板しませんでした。
ドラフトでも注目されていた2人の活躍する場面も作れず、3年生最後の夏と終わらせてしまう結果となりました。
川原嗣貴さんだけのせいでは無いと分かりつつも、悔しさは計り知れません。
“エース左腕の松浦慶斗や150キロ超の直球を持つ右腕の関戸康介は登板しなかった。投球数制限も考慮しなければならないが、「温存して投げないわけではありません」と西谷監督。”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASP8R3TBJP8RPTQP00P.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
西谷監督は当時の試合について、『1番良い状態の投手で行った』と語っています。
とても良い状態で登板した川原嗣貴さんですが、まだ2年生。
経験不足としか言えませんね。
後輩に思いを託し、悔しい思いをした大阪桐蔭。
ですが川原嗣貴さんへの怒りかたは、素晴らしいものでした。
『来年はお前(川原)が投げて、春夏連覇しろ』
これは、試合に負けて泣き崩れる川原嗣貴さんへ、当時エース左腕だった松浦慶斗さんがかけた言葉。
失点を非難するわけではなく、また慰めることもせず。
来年、川原嗣貴さんが活躍できるように松浦慶斗さんは叱咤激励しました。
川原嗣貴さんは、怒られたわけではなかったんですね。
松浦慶斗さんから奮い立つような言葉をもらった川原嗣貴さん。
今では、別人になったと言わしめる程の成長を見せています。
“大阪桐蔭の川原 嗣貴投手(3年)が、一冬越えて別人となったと思わせた。188センチの長身から140キロ台の速球を投げ込む投手も、昨秋の明治神宮大会では不調に終わったが、センバツ1回戦・鳴門(徳島)戦で1失点の好投を見せた。”
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/da3aaa46c206b27f18963f23fe3cde838cc329b8
敗退直後は落ち込みを見せていた川原嗣貴さんも、先輩とチームメイトに救われました。
川原嗣貴さんの甲子園での初登板内容を西谷監督はどう見たのでしょうか?
激怒したとの情報もありましたので、見ていきましょう。
西谷監督はなぜ激怒した?その理由とは?
調査してみましたが、西谷監督が川原嗣貴さんに2021年夏の甲子園の内容で激怒したという情報はありませんでした。
西谷監督は、厳しい人柄です。
他の大会で川原嗣貴さんの態度を指導するために叱責したとの情報はありましたが、
2021年夏の甲子園敗退に関しては、
『導けなかったのは、自分の力不足』
と語っています。
“「投手はよく投げてくれたが、逃げ切れなかった。うまく導けなかった」と選手をかばった。”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASP8R3TBJP8RPTQP00P.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
あくまで自分の指導不足と話し、選手をかばった西谷監督。
人相は怖いですが、面白い方で人柄も素晴らしいため、選手もよく信頼しています。
川原嗣貴さんが西谷監督に激怒された?と噂になったのは、2021年夏の甲子園が衝撃的な試合だったからでしょう。
川原嗣貴さんが初登板となった試合内容について解説します。
大阪桐蔭が2回戦敗退?2021年夏の甲子園
川原嗣貴さんは2年生ながら背番号を与えられ、2021年夏の甲子園でメンバー入りしていました。
大阪桐蔭は滋賀県代表の近江高校と対戦。
先発は当時3年生右腕の竹中勇登さんです。
序盤に4点を制した大阪桐蔭ですが、近江打線のテクニックに徐々に追いつかれ、7回には同点にされます。
同点で迎えた8回。
味方のエラーから出塁された状態で登場したのが、川原嗣貴さん。
川原嗣貴さんはこれが甲子園初登板となります。
“「こんなピンチで、こんなミスで崩れているような投手では勝てない」と強気だった。”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASP8R3TBJP8RPTQP00P.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
初登板とは思えない強気な姿勢と、素晴らしいボールを投げる川原嗣貴さん。
打たれた打球も上手くさばき、ツーアウトへ持ち込みます。
好調もつかの間。
突然制球が乱れ、四球でランナーを出すことになります。
乱れた制球は落ち着かず、もう1人四球でランナーをだしツーアウト満塁の大ピンチへ。
“1メートル88の長身から投げ下ろす威力ある直球が武器。でも「ずっとストレートが高めに浮いてて。四球で崩れて自分の弱さだと痛感しました」。”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/23/kiji/20210823s00001002329000c.html%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
満塁からの押し出しによる失点は、どうしても防ぎたかったのでしょう。
高めに浮いたストレートを近江高校の3番、山口蓮太朗さんにヒットを打たれ、逆転されます。
この失点を大阪桐蔭打線は取り戻すことはできませんでした。
”【第103回全国高校野球選手権 2回戦 近江6-4大阪桐蔭 ( 2021年8月23日 甲子園 )】 涙が止まらない。4―0からまさかの逆転負け。大阪桐蔭の背番号15、2年生右腕・川原嗣貴(しき)は声を上げて泣いた。”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/23/kiji/20210823s00001002329000c.html%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
大阪桐蔭は当時の3年生エース松浦慶斗さんを起用することなく、夏の甲子園2回戦敗退となりました。
自分の力不足が3年生の最後の夏を終わらせてしまったと、川原嗣貴さんは涙ながらに語っています。
この試合内容に、西谷監督も川原嗣貴さんを責めることはしていません。
甲子園初登板は、辛く苦い記憶となりましたが、2022年夏の甲子園では雪辱を果たすべく進化した川原嗣貴さんが活躍中!
川原嗣貴さんにとっては最後の夏となる今大会は、大注目ですね。
大阪桐蔭を率いる西谷監督は選手からの信頼が厚い、素晴らしい指導者として知られています。
そんな西谷監督は、怒ると怖いことも有名。
どんな内容で怒るのでしょうか?
見ていきましょう。
西谷監督の激怒エピソード!
西谷監督は、2002年から大阪桐蔭の野球部監督を務めています。
就任2年後の2004年には春のセンバツ高校野球で初の甲子園出場を決めるなど、破竹の勢いで大阪桐蔭を飛躍させました。
26歳以下の日本代表の監督も務めたことがあります。
そのポテってとした体格と、コワモテフェイスから『怖い』と噂があります。
しかし調べてみると暴力などの不祥事もなく、マメな性格と選手1人1人をしっかり見る指導姿勢など、
良い面の方が、多く見られました。
“常日頃から選手一人一人と交換ノートをしていて、その選手が出来ていなかったりしたことをノートに書いている”
引用:https://jicafriends.jp/2021/08/17/post-1103/
大阪桐蔭の野球部はかなりの人数がいますので、1人1人との交換ノートは凄いですね。
本当にマメな方です。
ではなぜ、西谷監督と調べると『怖い』や『激怒』という情報が出てくるのか?
答えは、この動画にありました。
西谷監督が選手に怒鳴っているところが撮影されています。
少し早口で遠いことから、なんて言ってるのか聞きづらいですが、
ボールボーイをむげに扱ったことに怒っていたようです。
強豪校である大阪桐蔭のボールボーイにはメンバー登録とならなかった3年生も多数います。
実力主義である以上、能力があれば1年生でも甲子園メンバーとなることができます。
顔は見えていませんが、怒られているのは川原嗣貴さんではないか?という情報もあります。
2年生からメンバー入りし、甲子園にも出場経験がある川原嗣貴さんですから、
サポートメンバーのことも考え、テングにならないようキチンと指導したと考えられますね。
選手1人1人をしっかり見て、選手としてそぐわない態度があればエースでもしっかり指導する。
素晴らしい指導姿勢ですね。
有名選手だけではなく、西谷監督が率いる大阪桐蔭の総合力も見ものです!
まとめ
今回は大阪桐蔭の川原嗣貴が西谷監督に激怒された2021年のエピソードについて調査してきました。
大阪桐蔭の川原嗣貴(しき)が怒られるとは?
・2回戦の近江戦8回で登板した失点
・大阪桐蔭は涙の2回戦敗退となった
西谷監督はなぜ激怒した?その理由とは?
・近江戦で失点したことは激怒されていない
・2回戦敗退は指導力不足と語っている
西谷監督の激怒エピソード!
・西谷監督はコワモテだか、悪い話は少ない
・激怒した動画が広まっている
・ボールボーイをむげに扱ったことに対する指導だった
大阪桐蔭の川原嗣貴さんについては、いかがでしたか?
2年生で甲子園に出場していたことも凄いですが、初登板が川原嗣貴さんのターニングポイントになっていたのは驚きました。
一皮向けた川原嗣貴さんは、得意のストレートも強化。
多彩な変化球も操る3年生エースとして帰ってきました!
2022年夏の甲子園、大阪桐蔭の試合が楽しみですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。