2023年4月2日、坂本龍一さん死去のニュースが飛び込んできました。
坂本龍一さんといえば、世界的に大活躍をされた日本のミュージシャンになります。
そして数々の代表作品の中には「戦場のメリークリスマス」があります。
こちらでは、坂本龍一さんが闘病生活を送る中で開いたピアノソロコンサートの中の1曲で、
最後の演奏となったといわれる「戦場のメリーククリスマス」をご紹介したいと思います。
坂本龍一さんが死去
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2023年4月2日(日)、世界的に有名な坂本龍一さんが死去という訃報が入ってきました。
3月28日にお亡くなりになっていたといいます。
日本を代表する音楽家として大きな足跡を残した坂本龍一が3月28日この世を去った。71歳だった。
坂本龍一の公式Twitterには、灰色の背景に黒文字で生没年が刻まれた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/
坂本龍一さんの公式Twitterがこちらになります。
— ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) April 2, 2023
また、坂本龍一さんは闘病生活を送る傍ら、音楽活動も意欲的に行ってきました。
2022年12月にはピアノソロコンサートを行い、世界に向けて配信を行っていました。
坂本龍一のピアノソロコンサートが配信【2022年12月11日〜12日】
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2022年12月11日〜12日にかけて、坂本龍一さんのピアノソロコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」が4回にわたり、オンライン形式で配信されました。
坂本龍一さんは闘病中ということもあり、通常のコンサートでは体力が残っていないとし、1日に数曲の収録を行い1つのライブ映像になるように仕上げたそうです。
配信先は日本だけなく、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、韓国、シンガポールなど数十カ国にわたります。
配信された曲目リストがこちらになります。
01. Improvisation on Little Buddha Theme
02. Lack of Love
03. Solitude
04. Aubade 2020
05. Ichimei – Small Happiness
06. Aqua
07. Tong Poo
08. The Wuthering Heights
09. 20220302 – sarabande
10. The Sheltering Sky
11. The Last Emperor
12. Merry Christmas Mr. Lawrence
13. Opus – Ending
ソロコンサートは有料でありましたが、後のその中からあの名曲「戦場のメリークリスマス」がYouTubeにおいて無料公開されることとなったのです。
【動画】坂本龍一の最後の「戦場のメリークリスマス」
坂本龍一さんの「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」の中から、「Merry Christmas Mr. Lawrence」(戦場のメリークリスマス)の映像がYouTubeで公開されました。
12月11日から12日早朝にかけて計4回配信された、
坂本龍一のピアノソロコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」から、「Merry Christmas Mr. Lawrence」の映像がYouTubeで公開された。 引用元:https://natalie.mu/music/news/504938
こちらがその動画になります。
引用元:commmons
心のこもった丁寧な演奏が心に響いてきます。
こちらの動画をご覧になった方の感想も一部、ご紹介させていただきます。
- 一音一音が意味をなしてる曲で心に刺さります
- 魂に響く、というかもう鷲掴みにされて、涙が自然に。教授、ありがとう。
- 本当に本当に大好きな曲。いつ聴いても、心の奥の柔い部分に直接触れられるような、言葉ではうまく言えない感情に揺さぶられます。素敵な演奏をありがとうございます。どうか、ゆっくりとおやすみください。
- 1音1音を絞り出すような演奏が どうしようもなく胸を掻きむしる。 まるで、そう遠くない人生の終焉を察し 静かに受け入れ、慈しむような。 自らの生命のしずくを 一滴ずつ世界に染み込ませているような。 教授、ありがとう。 私たちは、これから あなたのいない世界を生きていきます。 あなたの遺した珠玉の音楽たちとともに。 どうぞ、どうぞ安らかに。
引用元:YouTube
YouTubeのコメント欄には、日本だけでなく世界中からのコメントが寄せられていました。
坂本龍一さんの音楽は世界中から愛されていた証ですね。
新しく坂本龍一さんが作った曲や演奏を聴くことはもうできませんが、こうして残されたたくさんの作品を聴くことで、これからも受け継がれてゆくのだと思います。