2021年にデビューから35周年を迎えたシンガーソングライターで歌手の徳永英明(とくながひであき)さん。
還暦を迎えても変わらない透き通るような歌声には、沢山の人が魅了され続けています。
SNSなどでも『声がたまらない』と話題になっていますが、徳永英明さんの声には人を魅了する特徴があるのでしょうか?
今回は徳永英明さんについて、声がたまらないと話題になっている内容を見ながら、声質や声量についても調査していこうと思います。
徳永英明の声がたまらないと話題に!
徳永英明さんは19歳の時に出身の福岡県から歌手を目指すために上京。
上京後はレコード会社近くの飲食店でアルバイトをしながら、顔なじみになった音楽関係者にデモテープを渡すなどの営業を行い、歌手になるための努力をし続けていました。
地道な努力を続けていた徳永英明さんがプロデビューを果たしたのは、上京から5年が経った1986年。
『Rainy Blue』でデビューした徳永英明さんは、『輝きながら…』や『夢を信じて』、『壊れかけのRadio』で瞬く間に人気に。
デビューから37年が経った2023年でも精力的な音楽活動は変わらず続けられており、
1980年代の全盛期ファンだけではなく、若い世代からも指示されている日本を代表するアーティストとなりましたね。
徳永英明さんの、かすれながらも透き通るようなハイトーンボイスに、『声がたまらないと』話題になっています。
少し探すだけで『声がたまらない』や『大好き』という声が沢山聞こえてきました。
それだけ徳永英明さんが、世間に愛される素晴らしいアーティストであることが伝わってきます。
徳永英明さんは2001年に脳血管障害である『もやもや病』を患い、2018年までの間に治療や手術のため何度か公演を中止することもありました。
辛い脳の病気と闘いながら2023年3月で62歳となった現在も、各種イベントへの出演や自身のコンサートツアーの開演など音楽活動を続けています。
徳永英明さんの歌声も素晴らしいものですが、病気に負けず戦っている姿もファンを魅了する部分なのかもしれませんね。
徳永英明さんの声は一般のアーティストには無い、大きな特徴があるようです。
声の特徴について見てみましょう。
徳永英明の声には特徴がある?
世代を問わずファンに大人気の徳永英明さん。
徳永英明さんの歌声はなぜ、ここまで多くの人に支持され続けているのか。
徳永英明さんの声について調べてみたところ、『1/fゆらぎ』という声の特徴が関係しているようでした。
1/fゆらぎとは[パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと]である。”
引用:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0526/okm_210526_0457193658.html
徳永英明さんは『1/fゆらぎの歌声』という特徴を持っているため、聴く人の感情移入を促したり、リラックスさせたりと、さまざまな効果をもたらすようです。
1/fゆらぎの具体例には、下記のような表現がされていました。
・人の心拍の間隔
・ろうそくの炎の揺れ方
・電車の揺れ
・小川のせせらぐ音
・目の動き方
・木漏れ日
・蛍の光り方
どの項目も自律神経を整えたり、精神を安定させたりするリラクゼーションで良く使われている内容ですよね。
徳永英明さんが披露する1/fゆらぎの歌声は、上記のような項目と同じリラクゼーション効果があるということになります。
1/Fゆらぎは、人間が感知すると自身の生体リズムと共鳴し活力が湧くこともあるとのこと。
”物理学者の武者利光による研究で、自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと発表されている。”
引用:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0526/okm_210526_0457193658.html
徳永英明さんが世代を問わず愛されている理由には、1/fゆらぎという科学的に証明されている歌声の特徴があったからなんですね。
世に出ている『名曲』と呼ばれるものには、1/fゆらぎが大きく関わっていることが分かっているようで、
日本の歌手として1/fゆらぎの歌声を持つ代表例として、下記の人物が紹介されていました。
・美空ひばり
・宇多田ヒカル
・MISIA
素晴らしいアーティストの方々ばかりですね。
徳永英明さんの歌声は、科学的に証明された素晴らしい歌声であることが分かりました。
次は、声質や声量についても見ていきましょう。
徳永英明の声質や声量についても調査
1/fゆらぎの歌声を持ち、聴く人に癒しと活力を与えることが出来る徳永英明さん。
徳永英明さんの声質ついて調べてみたところ、ハスキーボイスに『倍音』が入った声質であることが分かりました。
ハスキーボイスというのは分かりやすく言うと、少しかすれた声になります。
声帯の鳴りが薄く、息が漏れるようなカサカサとした声がハスキーボイスの特徴です。
そのハスキーボイスに『倍音』が重なることで徳永英明さんの歌声は、より深く厚みのある声になっています。
倍音というのは、『音が響く時に単音だけではなく、複数の音が同時に響くこと』を言います。
簡単にいうと、複数の音を同時に発声しているということです。
ただのハスキーボイスでは声が薄くなってしまうので、そこに倍音で深みと厚みを持たせたものが、徳永英明の声質ということになりますね。
ハスキーボイスは息を大きく漏らしながら歌うことになるので、『スーーー』っという綺麗な音が声とともにマイクに乗ります。
文章では簡単ですが、実際に息を大きく漏らしながら歌うことは難しく、かなりの声量がなければ綺麗な歌声にすることが出来ません。
それを考えると徳永英明さんの声量は、一般的なアーティストに比べて声量が凄いということになります。
凄い声量とハスキーボイスに倍音を重ねることで、ヒーリングボイスと呼ばれる徳永英明さんの神秘的な歌声が出来上がっていることが分かりました。
徳永英明さんも高齢となってきていますが、音楽活動は精力的に続けられています。
CDなどで聞く歌も良いですが、ライブなどの生歌声を聞いたらさらに魅了されそうですね。
徳永英明さんの今後の活動にも注目していきましょう。
まとめ
今回は歌手の徳永英明さんについて、声がたまらないという話題や歌声の特徴、声質や声量も調査してきました。
徳永英明さんの歌声は科学的に証明されている1/fゆらぎが関係していることが分かりましたね。
単純なハイトーンや柔らかいなどの表現では表せない徳永英明さんの歌声は、これからもファンを魅了し続けてくれることでしょう。
病気のこともありますので体調には気を付けてもらい、歌手として頑張っていただきたいですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。