男子フィギュア界をけん引してきた高橋大輔さんは、情感あふれる表現力が際立つ一流のフィギュアスケーターです。
怪我を繰り返し一度は引退したものの、2018年の7月に32歳で現役を復帰しています。
では、これから高橋大輔さんはいつ引退をするのか、
そもそもフィギュア年齢は短いのか、何歳までなのか、フィギュア界の気になるを
歴代の選手を調査結果と共にお届けしてまいります。
Contents
高橋大輔の2度目の引退はいつ?
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高橋大輔の一度目の引退は?
冒頭にもありますように、高橋大輔さんは2008年から2009年のシリーズ中に右膝前十字靭帯断裂という大怪我をしました。
ここで1年間の休養を余儀なくされ、選手生命の危機に陥ったのです。
そして、2014年のソチオリンピックを最後に、28歳で高橋大輔さんは現役を引退しました。
スポーツ選手にとって怪我は付きもので、高橋大輔さんのスケート人生も怪我との闘いの日々でした。
2014年ソチオリンピックでは6位となってしまった高橋大輔さんは、次の世界選手権に右膝故障のため欠場します。
ソチオリンピック前の全日本選手権に右膝を痛めながらも強行出場してしまい、
そのためソチオリンピックでは万全な状態ではなく実力を発揮出来ないまま6位にとどまったのです。
ソチオリンピックでの高橋大輔さんの演技に驚かれた方も多かったことでしょう。
それでもオリンピックという大舞台に出場し、果敢に挑戦をした高橋大輔さんのスケートに懸ける思いの強さを感じずにはいられません。
高橋大輔さんのこうした強い思いは、再び現役選手としての復活を遂げることとなりました。
高橋大輔の2度目の引退はいつ?
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ソチオリンピックから4年後の2018年7月に、高橋大輔さんは現役復帰しています。
32歳と言う日本人男子スケーターでは過去最年長の記録を打ち立てました。
復帰表明には次のような高橋大輔さんの熱い決意があったのです。
きっかけは2017年の全日本フィギュアスケート選手権でナギゲーターとして立ち会ったことでした。
この緊張感の中で戦いたい、滑りたいと思うようになったと言います。
そして、スケートに向き合いたい、そのためにはもう一度自分自身のスケートを取り戻す必要があるとそれが現役復帰だったのです。
2019年12月には男子シングルからは引退を表明し、2020年1月からアイスダンスに転向を果たしています。
2022年アイスダンスでの北京オリンピック出場を目指していましたが、残念ながら代表に選ばれませんでした。
今後どのように見据えているのかを少し語っていた記事がありました。
来季以降の現役続行について高橋大輔さん(35歳)は、「出場する世界選手権まで精一杯頑張って、その後に二人で(アイスダンスペア)話し合いたい」「もっと良い景色を見てみたい思いもある」というものです。また、4年後は考えていない、続けるとしたら1年1年になってくるとも吐露しています。
引用元:スポニチ Sponichi Annex スポーツ
もう一度と現役を復帰しシングルからアイスダンスへ新しいジャンルに挑戦し、
今からこれからですから暫くの引退はあり得ないと思うのが普通でしょう。
しかし、高橋大輔さんには年齢の壁が付き纏うことにもなりますので、
1年1年となると言う言葉は重い言葉であり引退はいつなのかは本人にも分からないということです。
フィギュア界は年齢何歳まで出来る?
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先ほどにもありますように、高橋大輔さんは現役復帰最年長の記録保持者となりました。
では、フィギュア界では何歳まで現役でいられるのでしょうか。
北京オリンピックでロシアフィギュア選手の低年齢化問題が浮き彫りとなりました。
15歳以上から17歳以上へと提案されています。
日本で話題となったのは、浅田真央さんがグランプリファイナルで優勝を果たすも、
トリノオリンピックで15歳の壁にぶつかり出場出来なかったことは記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
この時は出場を働きかけて欲しいという声が多かった訳ですが、
この頃からロシアを中心に上位となる選手の低年齢化が問題視され、年齢引き上げ論争が巻き起こりました。
表現力は年齢を重ねていった方が豊かになる印象を持つのですが、
若さによる爆発力や美しさを重視する傾向が強かったのでしょう。
フィギュア選手は10代から活躍をしますが、では現役選手として何歳まで出来るものなのでしょうか。
高橋大輔さんの場合は稀なこととして、ロシアの女子選手は10代をピークに活躍し、
ザキトワさんのように17歳で引退したり他の選手も20歳までで引退ということも多々ありました。
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日本で多いのは20代半ばから後半での引退が多いようです。
日本での10代での引退はあり得ないとして、ロシアでの10代引退が多いことでスポーツとしてどうなのかという声も見かけました。
その通りと思いますし、スポーツ選手の選手生命はそれでなくても短いのは明らかで、
充実した競技期間を輝かしいものにして欲しいです。
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フィギュア男子の歴代選手は何歳で引退?
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それでは、具体的にポピュラーな歴代フィギュア男子選手の引退年齢を見ていきましょう。
パトリック・チャン
先ず海外に目を向けて引退報道が話題となったのは、パトリック・チャンさんでしょう。
高橋大輔さんや羽生結弦さんと凌ぎを削って競い合い、ソチオリンピックで銀メダリストとなった実力者です。
2018年4月、27歳の時に現役引退を発表しました。
エフゲニー・プルシェンコ
美しい容姿から王子と呼ばれ、フィギュア界では王者として君臨したロシアのエフゲニー・プルシェンコさんは、
2017年3月31日(35歳)を持って引退しています。
ステファン・ランビエール
甘いマスクで女性を虜にしたスイス出身のステファン・ランビエールさんは、トリノオリンピックの銀メダリストです。
引退は早く、2010年3月31日で25歳の時でした。
織田信成
日本選手では、織田信長の末裔として注目を浴びた織田信成さんが。
013年12月24日に26歳で引退しています。
町田樹
ソチオリンピックでの「火の鳥」の演技が印象的だった町田樹さん。
2014年12月28日に24歳の若さで突然現役を引退されました。
小塚崇彦
小塚崇彦さんはオリンピックでの出場は叶いませんでしたが、高橋大輔さん、織田信成さんと共に活躍されました。
引退は2016年3月31日で年齢は27歳でした。
無良崇人
2018年3月16日に27歳で役目は終わったと言い残し引退したのが、無良崇人さんです。
眉毛の横に大きなほくろがあったことでも注目されました。
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まとめ
フィギュア界はロシアに振り回されている所もあり、今後の在り方は不透明と言えるでしょう。
ですが、どのような環境の中でもフィギュア選手たちは懸命に技を磨き修練に励み見る者に感動を与えてくれます。
高橋大輔さんもスケートを愛するアイススケーターだったことは、
引退から一転30代での現役復帰を遂げたことでも分かりました。
これからアイスダンスでの高橋大輔さんの活躍を応援するばかりです。
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