2022年9月8日、英国王室のエリザベス女王がお亡くなりになり、息子にあたるチャールズ皇太子が即位されました。
新国王チャールズ3世が誕生しました。
しかし、SNSでは「チャールズ3世」は縁起が悪い?との声があります。
こちらでは、チャールズ3世が縁起が悪いといわれるのはなぜなのか?
さらに、なぜ「チャールズ」を選んだのか?
についてみていきたいと思います。
Contents
国王チャールズ3世が誕生【2022年9月8日】
エリザベス英女王が8日に死去した瞬間、王位は即座に、自動的にチャールズ皇太子に継承された。皇太子はイギリス国王チャールズ3世になった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/
エリザベス女王がお亡くなりなったことで、自動的にチャールズ皇太子に王位が継承されました。
チャールズ3世は縁起が悪い?ネットの反応は?
チャールズ皇太子は、新国王の4つの名前の中から、「チャールズ」を選びました。
新国王はチャールズ3世と呼ばれることを、即位して最初に決定した。
新国王の名はチャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージのため、その4つの名前のどれを選ぶこともできたが、「チャールズ」を選んだ。
引用元:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-62844110
しかし、SNSの反応をみていると「チャールズ」は演技が悪いとの声があります。
チャールズ3世に決まったんだ…縁起良くないのに…
— さゆ@㍒無10連スクショ (@sayu2dolce) September 9, 2022
チャールズ3世か
なんか縁起悪そうだけど大丈夫なのか?— はんぺんななばん (@PenPenKingdom) September 9, 2022
チャールズ3世かぁ
チャールズって1世も2世も酷い国王じゃなかった?
縁起悪いような…
英国の歴代国王はだいたい血生臭いけどな— 花村紅緒 (@mtjadeite) September 9, 2022
では、なぜチャールズが縁起が悪いといわれているのか、みていきたいと思います。
チャールズ3世が縁起が悪いと言われるのはなぜ?
新国王の名称「チャールズ」がなぜ縁起が悪いといわれているのでしょうか。
前述のお声の中にもありましたが「チャールズ1世」「チャールズ2世」だった国王があまり評判がよくなかったようです。
お一人ずつどんな方だったのか略歴をみていきたいと思います。
チャールズ1世
まず、チャールズ1世についてですが、最期が処刑されていました。
チャールズ1世(Charles I, 1600年11月19日 – 1649年1月30日)
ステュアート朝のイングランド、スコットランド、アイルランドの王(在位:1625年 – 1649年)。スコットランド王ジェームズ6世(当時はイングランド王位継承以前、後のイングランド王ジェームズ1世)と妃アン・オブ・デンマークの次男。
父と同じ絶対王政を強めて議会と対立を深め、清教徒革命(イングランド内戦)で敗れて処刑された。
さらに、息子にあたる2世についても見てみましょう。
チャールズ2世
スチュアート朝イングランドの国王(在位1660年―1685年)。
ピューリタン革命で1646年大陸に亡命。
父チャールズ1世が処刑されたのちスコットランドで国王と宣言されたのに応えて同地におもむいたが,議会軍に撃破され再び亡命生活を送る。
1660年王政復古により帰国して即位。
クラレンドンを側近として次第に反動化し,1670年フランス国王ルイ14世と密約を結んで旧教の復活を策し,議会との対立を深め,名誉革命の原因をつくった。
2度の亡命生活をされており、さらにWikipediaによりますと、多くの愛人がおりその間に14人の子供がいたともいわれています。
お二人の略歴を見てみましたが、決してよいとは言えないのではないでしょうか。
ですので、「縁起が悪い」というお声があがるのもわかる気がします。
今度の国王がチャールズ3世なら1世や2世がいるはずだと調べたら、チャールズ1世は絶対王政を強めて議会と対立を深め、清教徒革命で敗れて処刑、チャールズ2世は父の1世が清教徒革命で処刑され、亡命ののち帰国したものの、議会と対立。急死後の息子の代に名誉革命が起こるという不吉な名前だった。
— のび (@nobitter73) September 9, 2022
チャールズ一世は変な宗教団体に革命起こされて処刑されてるしチャールズ二世は娘婿に攻め込まれて国外追放喰らってるしチャールズって曰く付きの名前でしか無いやんw
— Mr.メイショウ (@meisho_meisho) September 9, 2022
#チャールズ三世 即位。#チャールズ一世 は公式に裁判にかけられ #斬首刑 に処された唯一の英国王。息子の #チャールズ二世 は #OliverCromwell との戦いに敗れ、長年、外国追放されていた。7人の愛人との間に12人の子供をもうけ、快楽の王家と呼ばれた。在位時代に #ロンドン大火 が起きた。 https://t.co/QWImPUUoYB
— neiro suzuki (@oriaen) September 9, 2022
では、なぜチャールズ国王は「チャールズ」名を選んだのでしょうか。
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なぜ国王は「チャールズ」を選んだのか?
チャールズ国王は、なぜ「チャールズ」という名称を選んだのでしょうか?
こちらについては、正式には公表はされていません。
ただ、中には「チャールズ3世」は妥当なのでは?という意見もあります。
チャールズ一世大甥のボニー・プリンス・チャーリーが名乗っていたので、これを避けて敢えてジョージ七世にするとスコットランドもアイルランドも黙っちゃいない気がするんで、チャールズ三世は妥当なんじゃないですかね。
— ホームズ仏滅会 (@wholmes221b) September 10, 2022
やはり、それなりの理由があるのだと思います。
こちらについては、おそらくチャールズ国王が後に「なぜチャールズという名称を選んだのか」について、
語られる機会があると思われますので、追って追記をさせていただけたらと思います。
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さいごに
英国(イギリス)の新国王が名称「チャールズ」を選んだことで縁起が悪いのでは?という声がありました。
たしかに「チャールズ1世」「チャールズ2世」の国王に対しては略歴からではありますが、あまり好ましい人物?とはいえない印象でした。
しかし、新国王チャールズ3世がチャールズを選んだのには何か理由があってのことだと思います。
後に、選んだ理由を語られる日がくると思いますのでこちらでも追記させていただきたいと思います。