2022年7月10日、演説中に背後から銃で撃たれて死亡した、元内閣総理大臣の安倍晋三さん。
偉大な人の突然の死は日本中を驚かせましたね。
犯人は逮捕されましたが安倍晋三さんは当然ながら戻ることはなく、悲しい限りです。
安倍晋三さんの功績を讃え、国葬が催されるとの噂がありました。
国葬については、妻の安倍昭恵夫人ふくめ安倍家が辞退を検討しているとの情報もあります。
さまざまな情報が出ていましたが、最終的にはどうなったのか?
今回は、元内閣総理大臣の安倍晋三さんの国葬についてと、海外からの要人参列者や反応を調査していきます。
では、早速行ってみましょう。
安倍晋三元総理の国葬が開催が決定!
2022年7月22日に安倍晋三さんの国葬を実施することが閣議決定されました。
国葬の日付は2022年9月27日、日本武道館で実施されます。
国葬については安倍晋三さん逝去後すぐに、内閣や自民党幹部から国葬実施の打診があったようです。
安倍昭恵夫人及び安倍家としては国葬について前向きではありませんでした。
その理由は、現在の内閣総理大臣の岸田文雄さんや外務大臣の林芳正さんとの関係にあります。
“このままの形で実施されたとしても、式典で脚光を浴びるのが、安倍元首相と敵対していた岸田首相や、地元・山口でのライバルである林芳正外相になるのでは……という危惧があるんです。『そんな形で“非業の死”を利用されるくらいなら』ということですよ」”
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/a85014df63e10b51657c98fbdff2321d58e22e96
安倍晋三さんの非業の死を、政治利用されることを危惧していたんですね。
そんな反対意見がありつつも、国葬の実施は閣議決定されました。
岸田総理は今回の国葬について、
“「民主主義の根幹である選挙の最中に卑劣な暴力により命が奪われたことを重く受け止めなければならない。
さまざまな意見があることも十分承知をしているが、引き続き丁寧に説明し、できるだけ多くの国民の皆さんに納得していただきたい」”
引用:https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20220722/amp/k10013730561000.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
実施するとなったからには、心のこもった国葬儀となるよう祈るばかりですね。
2022年現在も引き続きコロナ禍にある日本。
元内閣総理大臣の国葬となれば、海外からの要人も参加することは確実です。
海外からの要人参列も視野に入れ、警備体制の強化を検討しているとのことですが、
どんな要人が参列するのでしょうか?
安倍晋三元総理の国葬|海外からの要人参列者は誰?(予想)
今回実施される安倍晋三さんの国葬にへの海外要人の参列者は決まっていません。
ウクライナへ進行中のプーチン大統領の参列も検討しつつ、今後調整されるとしています。
“磯崎仁彦官房副長官は25日、安倍晋三元首相の国葬にロシアのプーチン大統領の出席を認めるかどうかに関し、
「海外要人の具体的な参列者については今後調整されるもので、現時点で何ら決まっているものはない」と述べた。”
引用:https://jp.reuters.com/article/japan-abe-funeral-idJPKBN2P005K
安倍晋三さんとプーチン大統領は親交があったので、参列に関しての動向は気になるところですね。
過去、日本の総理大臣で国葬が取り行われたのは、吉田茂元首相のみ。
実施されたのは1967年、日本武道館でした。
参列したのは、天皇、皇后両陛下のお使いや皇太子ご夫妻ら皇族方。
外国特使は73カ国におよび、総勢は約6500人の参列となりました。
海外の要人も参加していたようですが、詳細の情報は出てきませんね。
今回、安倍晋三さんの国葬への海外要人で参列が予想されるのは、
・アメリカ トランプ前大統領
・アメリカ バイデン大統領(代理出席の可能性あり)
・アメリカ オバマ元大統領
・ドイツ メルケル前首相
・フランス マクロン大統領
・韓国 ユンソンニュル大統領
・台湾 頼清徳副総統
国葬の通達後、1番で手を上げたのはトランプ前大統領ということです。
トランプ前大統領と安倍晋三さんのゴルフ会談は話題でした。
オバマ元大統領も安倍晋三さんと親交があったため、参列が予定されているようです。
バイデン現大統領は、中間選挙の雲行きが怪しく代理出席が予想されていますね。
韓国は今回の国葬への参列で、日本との国交回復を狙っている可能性があります。
悲しいのは中国ですね。
中国の国家主席は内閣総理大臣を同格とは考えておらず、同格は天皇陛下のみと考えています。
韓国と違って日本との親交を深める気がない中国は、今回の国葬への出席はなさそうです。
日本との仲が悪い中国。
そこで動きが取りづらいのは台湾になります。
台湾の頼清徳副総統は安倍晋三さん逝去の連絡を受け、すでに自宅へ弔問しています。
台湾は、東日本大震災の際も被災地への支援を惜しまず、当時の蔡英文総統は安倍晋三さんとも親密でした。
日本との親交がありお互いに親密な台湾の要人弔問について、大抗議をしているのは中国です。
中国とあまり揉めたくない日本は、頼清徳副総統の弔問はあくまで私的な訪問としています。
”すでに台湾からは頼清徳副総統が都内の安倍元総理の自宅へ弔問しているが、中国政府が日本に猛抗議。
会見で見解を問われた林芳正外相は、中国の顔色をうかがってか副総統の名前にさえ触れず、
「ご指摘の人物は私的に訪れたと承知している」と釈明し、あまりに非礼だと批判を浴びた。”
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/180ac8f983e28b278aad6ae39bbd70f7fa5e781f
中国の対応が決して良いとはいえませんが、日本の中途半端な姿勢は昔から変わりませんね。
今回の国葬から考えても、日本と中国の関係回復はまだまだ進みそうにありません。
安倍晋三さんの国葬に際して、海外の反応はどうなのか?
見ていきましょう!
安倍晋三元総理の国葬に海外の反応は?
安倍晋三さんの国葬に関して、海外の反応を調査してみたところ、以下のような声がありました。
・彼は国葬に値するね。
・なんて素晴らしいアイデアなんだ…。
・どうしてこの決定にここまで時間がかかるの?
亡くなった直後に発表するべきだった。
・台湾の総統は招待されるの?
・政治的なアピールだよ。
・安らかに眠れ、彼は数少ない良いリーダーの一人だった。
・政治的な視点が異なる部分もあるが、世界的な政治家として尊敬に値する。
・彼のような偉大な人物は国葬が普通だと思っていた。
彼の葬儀は家族葬だったのだろうか?正式な国葬もいいけど、
奥さんやご両親の判断に任せるべきだろうね。
引用:https://kaigainoomaera.com/blog-entry-15176.html
安倍晋三さんは海外からも評価が高く、尊敬や国葬は当たり前といった声が多いですね。
今回の騒動に関しては国葬の開催というよりも、
日本の要人が暗殺されたことへの衝撃の方が、海外では驚かれたようです。
また、日本警察の脆さや日本人の銃に対する免疫の無さも指摘されていますね。
“英米各紙をはじめとする海外メディアは、銃規制が厳しい日本における銃撃事件の衝撃を報じた。”
“「もしアメリカで発砲があれば、周囲の人間は一目散に逃げます。でも日本ではおそらく、その音が銃声だったのかわからなかったのだと思います。”
引用:https://www.jiji.com/sp/bunshun?id=56023
狩猟を生業としている地方の人間以外は、日本に在住するほぼ全員が銃声に免疫は無いはず。
世界一厳しいと言われる日本の規制でも、事件を防ぐことはできなかったんですね。
海外からも尊敬されるほどの政治手腕を見せ、長年にわたって日本を支えた安倍晋三さん。
今回の悲しい事件を教訓とし、日本人の安心しきった考え方も見直しが必要な時期に入ったのかもしれません。
まとめ
今回は、安倍晋三さんの国葬について調査してきました。
安倍晋三元総理の国葬が開催が決定!
・政界にへの多大な貢献により国葬が決定
・2022年9月27日に日本武道館で実施される
安倍晋三元総理の国葬|海外からの要人参列者は誰?(予想)
・アメリカからトランプ前大統領とオバマ元大統領
・バイデン大統領は代理出席が濃厚
・ドイツからメルケル前首相
・フランスからマクロン大統領
・韓国のユンソンニュル大統領は状況により
・台湾の頼清徳副総統はすでに自宅へ弔問している
安倍晋三元総理の国葬に海外の反応は?
・国葬に賛成の声が多い
・安倍晋三さんの政治手腕を尊敬する声もあった
安倍晋三さんについては、いかがでしたか?
賛否両論ありますが、国葬は秋に実施が決まりました。
決まったからには警備体制をしっかりし、安全且つ気持ちのこもった儀にしたいですね。
偉大な政治家に冥福を祈りつつ、国家の繁栄を願いましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。