メジャーリーグのエンゼルスで活躍する、プロ野球選手の大谷翔平(おおたにしょうへい)さん。
投手としては160キロを超えるストレートで剛腕を披露し、打者としても海外選手に引けを取らない強打者ぶりを見せてくれています。
日本でプレーしていた頃よりも筋肉が付き、適度な体格をキープしているように感じますね。
大谷翔平さんの体つくりと最高のパフォーマンスを発揮するために重要となってくるのは、日々の食事。
今回は大谷翔平さんの食事は誰が作っているのかと、専属で付いているという栄養管理士を調査していきます。
さらに、普段食べている食事内容も画像付きでご紹介します。
大谷翔平の食事は誰が作っている?
大谷翔平さんといえば食事に対してストイックなことで有名ですが、日々の食事は一体だれが作っているのか?
食事について調べてみたところ、シーズン中はクラブハウスの食事を食べ、オフなどは大谷翔平さんが自炊しているということが分かりました。
遠征やチームメイトとの会食で自炊ができないこともあるようですが、基本的に食事は大谷翔平さん自身が作っています。
大谷翔平さんほどのスーパースターになると専属で料理人や家政婦を雇っていてもおかしくないと思いますが、自炊をしているというのは驚きますね。
野球選手として活躍するために体が資本であり、その源となる『食事』を重要視している大谷翔平さん。
2018年の渡米時には、プロ3年目から契約をしている管理栄養士に同行してもらい、自炊をするための栄養レクチャーを受けています。
”渡米直後の2月初旬。
大谷は米アリゾナ州テンピのエ軍マイナー施設での自主トレ後、すぐにコンドミニアムに戻った。
プロ3年目からアドバイザリー契約を結ぶ明治のスポーツサプリメントブランド「ザバス」担当の大前恵さん(50)から栄養情報のレクチャーを受けるためだ。”
引用:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/04/17/kiji/20180417s00001007089000c.html
単に自炊をするというだけではレクチャーは不要だったかもしれませんが、大谷翔平さんが求めたのは『高タンパク、低脂質』の食事。
一般的な家庭料理では大谷翔平さんに必要な栄養素を取ることは難しいため、管理栄養士のアドバイスを受けたかったということです。
『100グラム中20グラム以上のタンパク質』が摂取できて、『脂質が10グラム以下のもの』を毎食食べる。
3食で60グラム以上のタンパク質を摂取することが出来る食事を、大谷翔平さんは今も徹底しています。
”大谷選手は「1食につき3種類以上の主菜から、合計60g以上のタンパク質を摂取できるように調整している」と語っています。”
引用:https://giantsfunclub.com/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3%E3%81%AE%E9%A3%9F%E4%BA%8B/#toc2
シーズン中はクラブハウスで提供される食事の中から自分で必要な栄養素が摂取できる食事を選び、
キャンプ中など、自分で食事を作らなければならない時は自炊で必要な栄養素を含んだ食事を準備する。
大谷翔平さんの食事がストイックと言われる理由が分かりましたね。
大谷翔平さんには専属の管理栄養士が付いているということですが、どんな方なのか?
詳細を見ていきましょう。
大谷翔平には栄養管理士がいる?
大谷翔平さんにはプロ3年目の時からアドバイザリー契約を結んでいる管理栄養士がいます。
その管理栄養士というのが、明治のスポーツサプリメントブランド『ザバス』担当の大前恵さんです。
大前恵さんは1968年生まれで2023年4月現在、55歳となります。
大学卒業と同時に管理栄養士の資格を取得した大前恵さんは、PR会社や主婦を経て2000年からアスリートやチームの栄養サポートを開始しています。
大谷翔平さんが明治と契約したのは日本ハム時代の2015年。
大前恵さんが大谷翔平さんの担当となったのは2016年なので、2人は7年以上の付き合いということになりますね。
大前恵さんは大谷翔平さんの担当となる前に、元メジャーリーガーの上原浩治さんの栄養サポートも行っていた実績のある方。
2023年現在も大谷翔平さんだけではなく、野球日本代表でも活躍している鈴木誠也さんの管理栄養士としても活躍されています。
東北楽天ゴールデンイーグルスのサポートもしていたこともあるので、選手単独だけではなくチーム全体も見ることが出来る実力者ですね。
海外で生活している大谷翔平さんは大前恵さんと頻繁に会うことができないため、日々の食事を写真で送るなどして、食事のサポートをしてもらっています。
また、食事や栄養素などに疑問があった時にはメールなどで相談することがあるようです。
”「卵のたんぱく質と牛乳のカゼインの違いは何ですか?」――。大谷選手からはこんな質問を受けることがあります。
トップアスリートは総じて栄養面への意識が高いですが、大谷選手は「これは何ですか?」という段階の先を行っている。
自分で様々なことを調べてさらに、「情報の精査をしてください」というやりとりが多いです。
例えばチョコレートを差し入れた時には、カカオポリフェノールやカフェインがどのくらい含まれ、どんな影響があるのかに興味を持っていましたし、日本ハム時代には乳酸菌やプロバイオティクスについて質問されたこともありました。
私だけの意見を返すわけにはいかないので、基本的には研究所や専門家にきちんと聞きにいったことを返答します。”
引用:https://gh2020.jp/ootanisyouheisyokujidarega/
アスリートの多くは栄養面への意識が高いとのことですが、大谷翔平さんはその中でも特別意識が高い選手であることが分かりますね。
大前恵さんからアドバイスを受けて自炊している大谷翔平さん。
気になる食事内容を見ていきましょう。
【画像】大谷翔平の食事内容についても
管理栄養士である大前恵さんの指導のもと、大谷翔平さんが普段食べている食事内容はどんなものなのか?
普段から、インスタグラムなどSNSの更新を頻繁には行わない大谷翔平さん。
食事風景を探してみたところ、管理栄養士である大前恵さんが所属している『ザバス』の公式ツイッターに写真が出ていました。
こちらです。
主食・主菜・野菜・果物・乳製品を『栄養フルコース型』の食事ということで、栄養だけではなく彩も綺麗な食事ですね。
大谷翔平さんが大好きなオムレツも入っているように見えますので、栄養だけではなく気持ちとしても満足度の高い食事になっているのではないでしょうか。
大谷翔平さんが普段食べている食事が写っている写真は、ザバスが公式ツイッターで公開したものしか見つかりませんでした。
実際に食べていると思われる料理は、大前恵さんの筋力UPレシピの紹介で見つかりましたので、そちらを紹介します。
まずは、『牛ももの野菜炒め』。
脂身の少ない牛ももを使用し、たけのこやエリンギを入れることで食物繊維も豊富に含んだ料理です。
作り方も簡単なので、大谷翔平さんも似た形で作っている可能性は高いですね。
次は、『ホタテとえびのマリネ』。
高タンパク、低脂質のホタテとえびを使った筋力UPメニューです。
味と香り付けにニンニクを使用しており、滋養強壮だけではなく食べ応えもある一品。
おしゃれなお店の前菜で出てきそうなメニューですよね。
最後は、『まぐろアボカド丼』。
日本人と言えば、やはり刺身ですよね。
大谷翔平さんは球場に海鮮の出前を頼むほど、お寿司や刺身が大好きなんです。
まぐろアボカド丼はすし酢を作る以外は、具材を切ってのせるだけなので大谷翔平さんも好んで食べていそうですね。
大谷翔平さんの場合は、白米1割・玄米9割でお米を炊くようにしているため、高タンパクなだけではなく食物繊維やビタミンなどの栄養もしっかり入った、栄養満点の一品となります。
大谷翔平さんが体重を維持するために摂取することを心掛けているのは、4500キロカロリー。
一般的に成人男性が必要とされる約2倍のエネルギーが、大谷翔平さんには必要ということになりますね。
体重維持のために食事をとるだけではなく、自分が最高のパフォーマンスが出すために必要な料理を、必要カロリー目指して食べる。
大谷翔平さんの活躍の裏には、体づくりをサボることなく続けているトップアスリートとしての熱い気持ちがあることが分かりました。
まとめ
今回は大谷翔平さんの食事について調査してきました。
大谷翔平さんが食事にストイックという話は有名でしたが、ここまで徹底した管理をしているというのは驚きました。
栄養面や食材の効果なども自分で知ろうとする勤勉な姿勢は、大谷翔平さんらしいなと感じる面でしたね。
食事管理を徹底することで怪我へのリスク低減も図れるかと思います。
大谷翔平さんのさらなる活躍を期待しています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。