ジャーナリストの江川紹子さん。
オウム真理教などのカルト集団に詳しい専門家として、テレビや雑誌で活躍。
最近は、旧統一協会と政治家の問題が多数浮き彫りとなっていることから、
カルト集団に長く関わってきた江川紹子さんのツイッター投稿に、メディアが注視しています。
江川紹子さんは過去に、TBS系の情報番組『サンデーモーニング』でレギュラーコメンテーターとして活躍されていました。
コメンテーターは途中で降板となっていますが、『喝』で有名な張本勲さんと何かあったようですね。
今回はジャーナリストの江川紹子さんについて、
2022年現在の活動や、張本勲さんとの番組での問題を調査していきます。
では、さっそく行ってみましょう。
【2022年】江川紹子は現在何してる?
江川紹子さんはジャーナリストとしての活動を続けながら、
2020年より神奈川大学国際日本学部特任教授を務めています。
ジャーナリスト及び、もと新聞社で働いていた時の経験を活かし、
神奈川大学では、一般科目での授業も行っています。
ジャーナリストとして培った外での活動の仕方や、
オウム真理教を題材にした、カルト集団の実態についても説明することがあるようです。
現場の第一線で活躍していたジャーナリストの経験談を、直接聞くことができる。
神奈川大学の生徒にとって、江川紹子さんの授業が大きな財産になることは間違いありませんね。
江川紹子さんが担当した授業はこちら。
“オウム真理教をメインに、古今東西の様々なカルトが引き起こした事件をおさらいしつつ、ごく普通の人たちが、どのようにしてカルト・マインドへと変わっていくか、具体的な事例で学びます。
そうした事件が、何をもたらしていくのかも見ていきます。
そのうえで、どうしたらカルトやカルト的なるものから自分自身を守っていくことができるのかを、一緒に考えます。
【実務経験のある教員による授業科目】長期にわたるオウム真理教等のカルトに関する取材で得た情報や知識を、わかりやすく伝えます。”
引用:http://ku-syllabus.kanagawa-u.ac.jp/syllabus/SyllabusAction.do?value(menu)=pub_view&value(syllabus_no)=20200001754437
授業計画の中にある、
『マインドコントロールとは何か(1)普通の人が「悪魔」になる時』
マインドコントロールを受けた実際の人物と直接あっているからこそ話せる授業ですね。
授業内容がとても気になります。
江川紹子さんは、YouTubeの情報チャンネルにも多数出演され、
オウム真理教や旧統一教会について語っています。
テレビや雑誌だけではなく、YouTubeという動画コンテンツに出演することで、
若者へ伝わりやすいように、歩み寄ってくれているんですね。
江川紹子さんは、29歳の頃に新聞社を退社。
その後は、フリーライター兼ジャーナリストとして活動しています。
オウム真理教を取材する中で事件にも巻き込まれており、
カルト集団に関する経験値は、他者を圧倒するものがあります。
カルト集団とくれば、政治家とのつながりが必ずと言っていいほど見つかるもの。
江川紹子さんは当然ながら、政治関連にも詳しい方で、ツイッターでの投稿はメディアでよく取り上げられています。
“ジャーナリストの江川紹子氏が23日、ツイッターを更新。旧統一教会がかつて関わりがあった報道機関を公表する動きについて「やればいい」と投稿した。”
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_4399181/
カルト集団だけではなく、政治や文学など幅広い知識から、情報番組では重宝されるであろう、江川紹子さん。
張本勲さんと何かがあって、番組を降板したという噂があります。
見てみましょう。
江川紹子は張本勲と何があって番組を降板?
江川紹子さんは2010年に、TBS系の情報番組『サンデーモーニング』でレギュラーコメンテーターとして出演していました。
サンデーモーニングといえば、張本勲(はりもといさお)さんの厳しい『喝』が有名ですよね。
レギュラーコメンテーターだった江川紹子さんは、2010年6月20日放送をもって番組を降板となっています。
その後は、レギュラーではなく月に1回程度の出演へ変更されました。
降板となったのは、張本勲さんの出した喝に江川紹子さんが反抗したことが原因。
当時、楽天の岩隈久志さんが試合途中で降板したというニュースがありました。
この行動に対して、張本勲さんが『喝』を唱え、『無責任』と発言。
江川紹子さんが『え~』と、張本勲さんの喝に納得できないリアクションをとります。
これに怒った張本勲さんが、江川紹子さんを番組に出さないようにTBSに要求。
TBS側も、サンデーモーニングの顔である張本勲さんの意見に逆らえず、
江川紹子さんがレギュラーコメンテーターを降板させられる事態となりました。
意見しただけで怒って降板を申し出る。
ちょっと怒られそうですが、少し子供みたいですね。
2021年には張本勲さんが女性とボクシングを軽視するような爆弾発言をして、
2021年8月15日放送の番組で、謝罪するような事態になっていました。
内容は、
東京五輪ボクシング女子フェザー級で入江聖奈さんが金メダルを獲得。
そのことについて張本勲さんは、
『女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな?
嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。
こんな競技好きな人がいるんだ』
とコメント。
とうぜんながら、視聴者からは批判が殺到。
日本ボクシング連盟からも抗議文が届く事態になりました。
入江聖奈さんの方が、生きた年月は短くとも精神的に大人に感じますね。
過去に番組を降板させられた江川紹子さんも、張本勲さんの問題についてツイッターを更新。
変わる気の無い、番組と張本勲さんについて言及しています。
“この日の番組内で張本氏は「今回は言い方を間違えて反省しています。以後気を付けます」と頭を下げた。
司会の関口宏も「いろんな方にご迷惑をかけた。まずボクシング連盟、それから視聴者の方々にお詫びをしなければなりません。これからは気を付けてまいりたいと思います」とお詫(わ)びした。これに江川氏は「軽いな~。番組としては、あの張本氏になんとか『反省』という言葉を言ってもらいましたー、だからもう忘れてちょ、ということでしょう」とツイートした。”
引用:https://hochi.news/articles/20210815-OHT1T51073.html?page=1
『軽いな〜』の気持ち、よく分かりますね。
そもそもサンデーモーニングが張本勲さんをずっと起用し続けてること自体、
今後の反省や改善といった気持ちがないことが視聴者に伝わりますよね。
炎上商法と噂される理由になってしまいますね。
江川紹子さんと張本勲さんの確執が分かったところで、
最後に江川紹子さんのプロフィールを確認しておきましょう!
江川紹子プロフィール
江川紹子さんのプロフィールはこちらです。
名前 : 江川紹子(えがわしょうこ)
誕生日 : 1958年8月4日
出身地 : 東京都杉並区
出身高校 : 千葉県立船橋高等学校
出身大学 : 早稲田大学政治経済学部
職業 : ジャーナリスト、神奈川大学国際日本学部特任教授
<略歴>
早稲田大学経済学部を卒業後、
神奈川新聞に1982年から1987年まで社会部記者として勤務。
1987年にフリーライターへ転身。
1989年に坂本堤弁護士一家殺害事件をきっかけにオウム事件などのカルト集団を追うようになる。
1992年には有田芳生さんとの共著で、旧統一教会に関する書籍を刊行。
1995年にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生。
江川紹子さんはカルト集団の専門家として、メディアに多数出演。
1995年、オウム真理教の取材に関して菊池寛賞を授与。
以後、ジャーナリストとして長年活躍し、学生との架け橋となるべく、2020年に神奈川大学の特任教授となる。
まとめ
今回は、江川紹子さんの現在の活動と張本勲さんとのトラブルについて調査してきました。
【2022年】江川紹子は現在何してる?
・ジャーナリストとして活動
・2020年から大学の特任教授へ
・YouTubeの情報チャンネルにも出演
江川紹子は張本勲と何があって番組を降板?
・2010年にサンデーモーニングでトラブル
・張本勲よりTBSへ降板要請
・レギュラーコメンテーターから降板
江川紹子プロフィール
・1958年8月4日生まれ
・東京都杉並区の出身
・早稲田大学政治経済学部の出身
・大学卒業後は神奈川新聞で記者として勤務
・フリーライター兼ジャーナリストへ転身
江川紹子さんについては、いかがでしたか?
現在もジャーナリストとして活動しつつ、神奈川大学の教授もされているのには驚きました。
現場を走ってきた江川紹子さんから、生きた情報を聞けるのは、学生にとって大きな財産となるでしょう。
張本勲さんとの問題は、少し寂しい話でもありましたね。
江川紹子さんをサンデーモーニングで定期的に見る機会がなくなり残念です。
まだまだ活躍の場を広げている江川紹子さん。
旧統一教会と政治家の問題にも、厳しいメスを入れてくれるはず。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。