野球メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで、投打ともに活躍する日本が誇る名選手、大谷翔平(おおたにしょうへい)さん。
2023年3月22日のWBC決勝戦で日本はアメリカと対決。大谷翔平さんとエンゼルスのチームメイトであるマイクトラウトさんの対決に注目が集まりました。
そんな2人に不仲という声があるようです。
しかし、本当は仲良し?とも言われており、いったいどっちが真実なのか調査していきたいと思います。
大谷翔平とトラウトが不仲?の声
エンゼルスでチームメイトとして大谷翔平さんと一緒に活躍している、外野手のマイクトラウトさん。
現役最高打者とまで称されるマイクトラウトさんですが、大谷翔平さんと不仲という声があるようです。
ツイッターの声を聞いてみましょう。
2人が不仲という声が出ているみたいですね。
その理由としては、大谷翔平さんが登板する試合ではマイクトラウトさんが怪我などを理由にスタメンから外れることが多いためです。
2022年7月13日に行われたアストロズ戦で投手だけではなく、野手としても大谷翔平さんは出場。
104年ぶりとなる、『投手で10勝、打者で10本塁打』という偉業を掛けた試合でした。
そんな大谷翔平さんの偉業を掛けた試合にマイクトラウトさんの姿はなく。
前日に背中を痛めたことを理由とし出場を辞退していました。
大谷翔平さんが登板する試合で、マイクトラウトさんが欠場するケースは6度にもわたっており、文春から2人の不仲説が報道されることになります。
”記録ずくめの大車輪の活躍を演じた試合だったが、この試合に、エンゼルスのもう1人の看板選手トラウトは出場していなかった。
前日に背中を痛めたことが理由だが、今季は大谷の登板した試合でスタメンを外れるケースが目立つ。
この奇妙な“法則”に両選手の不仲説まで浮上”
引用:https://bunshun.jp/articles/-/55946
マイクトラウトさんが欠場することで攻撃力が落ちるのは当たり前ですが、外野の布陣が変わることで、守備にも大きく影響していると言います。
大谷翔平さん登板時に、本人の希望でマイクトラウトさんが出場を辞退しているようであれば、不仲であることは間違いありません。
情報を調べてみましたが、マイクトラウトさん本人の希望で出場を辞退しているという発表はありませんでした。
大谷翔平さんとの不仲説は本当なのでしょうか?
もう少し詳細を見ていきましょう。
大谷翔平とトラウトは本当は仲良しだった?
大谷翔平さんの登板時にスタメンから外れるということが続き、不仲説が流れているマイクトラウトさん。
調べていくと、不仲説はデマで、2人は本当は仲が良いという声が聞こえてきました。
大谷翔平さんとマイクトラウトさんの不仲説が払拭された要因となったのは、
2022年9月17日のエンゼルス対マリナーズ戦。
大谷翔平さんは3番・投手で出場し、噂のマイクトラウトさんも外野手として出場した試合です。
この試合でファンからの感動の声が挙がったという、マイクトラウトさんの執念の守備は、終盤8回。
2-1で勝利投手の権利を持った大谷翔平さんの後を継いだバリアさんの投球が甘く入ります。
打たれた打球はセンター方向に大きく飛び、その打球に食らいつくようにマイクトラウトさんがダイビングキャッチを行います。
ギリギリの球を取りに行くのに、ダイビングキャッチは普通では?と思うかもしれませんが、ダイビングキャッチは怪我につながることも多く、あまり好まれません。
プロ野球選手にとっての怪我は、人生を大きく左右することになるからですね。
特に外野手のダイビングキャッチは大きな怪我に直結することが多く、大事な試合でもなかなか行うことはありません。
決死のダイビングキャッチも結果的にはアウトにできず、エンタイトルツーベースとなりましたが、
マイクトラウトさんが行った、ガッツある行動に賞賛の声が多く寄せられていました。
”このプレーにABEMAの視聴者からは「よくチャレンジした」「兄貴怪我するなよ」「マジで兄貴やんか 弟思いすぎて」などの反響が続々。”
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/21ebacd4bbb375ef51775372c6bf54c031cbf799
このマイクトラウトさんのダイビングキャッチに関しては、元プロ野球選手でメジャーリーグも経験している川上憲伸さんも驚かれており、
大谷翔平さんを意識しての行動ではないかと考察していました。
「なかなか日本のプロ野球ではセンターが右中間、左中間をダイビングするというのは見ないですけど、このトラウトのガッツですよね。
大谷を意識しているかもしれないですね。
なんとか(勝ち投手の権利を消さないように)…と」
チームプレーを重んじる日本でも、なかなか見ないというセンターポジションのダイビングキャッチ。
話題のマイクトラウトさんのダイビングキャッチは、こちらです(1分30秒あたり)
この気迫あふれるダイビングキャッチと、攻撃にも大きく貢献したこともあり、大谷翔平さんとマイクトラウトさんの不仲説は払拭されています。
怪我を恐れない決死のダイブを見ると、大谷翔平さんとは本当は仲が良いのかなと感じますよね。
文春が報じた不仲説も、たまたま大谷翔平さんの登板とマイクトラウトさんの体調が合わなかっただけなのかもしれません。
最後に、マイクトラウトさんのプロフィールを見ていきましょう。
トラウト(エンゼルス)のプロフィール
仕上がった肉体から繰り出すスイングは鋭く、さらには俊足で走塁から得点に大きく貢献する、万能バッター。
そんなマイクトラウトさんのプロフィールはこちら。
名前 :マイク・トラウト
本名 :マイケル・ネルソン・トラウト
英語 :Michael Nelson Trout
出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州バインランド
誕生日:1991年8月7日
身長 :188センチ
体重 :107キロ
投打 :右投右打
守備 : 外野手(センター)
年俸 : 44億5400万円(3711万6666ドル)
(2023年2月現在)
<主なタイトル>
・打点王:1回(2014年)
・盗塁王:1回(2012年)
・シーズンMVP:3回(2014・16・19年)
・新人王(2012年)
・シルバースラッガー賞:8回(2012~16年、2018~20年)
トラウト(エンゼルス)の経歴
マイクトラウトさんの父親は元マイナーリーガーで野球選手。
そんな父親の影響か、小さいころから野球を初めていたマイクトラウトさん。
ミルビル高等学校の2年生の時には投手としてノーヒット・ノーランを達成するなど、学生時代から才能を開花させていました。
当時は遊撃手がメインポジションだったようですが、高校3年生の時に外野手に転向。
プロ入り後も外野手のポジションは変わらず、19歳11か月という若さでメジャーデビューを飾ります。
2011年のデビュー初年度は良い結果が出せませんでしたが、2012年には本領を発揮。
4月から9月にかけて毎月最も活躍した新人選手を称する『ルーキー・オブ・ザ・マンス』を2か月連続で受賞。
その年にはプレイヤー・オブ・ザ・マンスも受賞し、2つの賞を同時受賞するというリーグ史上初の快挙を成し遂げます。
マイクトラウトさんは、若いころから実績を出していた素晴らしい選手だったんです。
オールスターゲームにも、アメリカンリーグ最年少で出場。
テキサス・レンジャーズ戦ではダルビッシュ有さんからホームランを打ち、史上最年少・史上初となる『30本塁打と30盗塁』を達成しています。
打って走れる主砲としてエンゼルスで長く活躍し、2019年には北米スポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長。
エンゼルスには欠かせないスーパー選手となっています。
2023年のWBC決勝戦においては、大谷翔平選手とトラウト選手の対決がありました。
9回裏2アウトでトラウト選手がバッターボックスに。
結果、トラウト選手は三振、日本がWBC優勝を飾りました。
まとめ
今回は、大谷翔平さんとマイクトラウトさんの不仲説と真意やプロフィールも見てきました。
人間同士なので不仲になることもあって、仕方ないですよね。
しかし、マイクトラウトさんの決死のダイブを見る限りは、2人が本当は仲が良いという話の方が信憑性がありそうです。
大谷翔平さんもマイクトラウトさんも、まだまだ活躍が期待されるスター選手なので、WBCだけではなくメジャーでの動きも注目ですね。