メジャーリーグのエンゼルスに所属し、二刀流として投打ともに大活躍中の大谷翔平(おおたにしょうへい)さん。
大谷翔平さんが2018年に渡米してから5年が経ちましたが、現地で鍛えた英語力はどのくらいになったのか。
今回は大谷翔平さんの英語力について、スピーチ動画などを紹介しながら通訳を付けている理由も調査していきます。
大谷翔平の英語力はどのくらい?
メジャー6年目を迎えた大谷翔平さんは、野球選手としての能力だけではなく『英語力』についても国内外問わずに話題となっています。
大谷翔平さんの英語力は通訳を通すことなく、相手チームとの会話ができるくらいレベルとなっており、
出塁した大谷翔平さんが相手の選手と会話する様子は、現地ではすっかり定番となっているようです。
大谷翔平さんの英語力について、東スポがエンゼルスのチームメンバーに取材した内容がありましたので紹介します。
まずは、外野手の『テーラー・ウォード』さん。
翔平の英語は毎日うまくなっていると思うよ。
彼はとてつもなく頭がいいからね。わからないよ、そのうちイッペイ(水原一平通訳)がいらなくなるんじゃないかな
通訳の水原一平さんがいらないほどの英語力に上達したということですね。
次はベネズエラ出身の内野手、『ルイス・レンヒーフォ』さん。
彼の方がずっと(英語が)うまいよ。ずっとずっとうまい。
理解はできているし、時々直接(英語で)返答している。間違いなく向上しているね
ルイス・レンヒーフォさんも英語が2語目となるため、同じ環境の大谷翔平さんを高く評価しているようです。
同じ投手で、ノーヒッターを達成した若手投手『リード・デトマーズ』さんも大谷翔平さんの英語力の高さを大きく評価しています。
彼の英語はとてもうまいよ、実際のところ。その瞬間瞬間で何やら絡み、反応する。
大体、一平を通して話をする。でもこの1年くらい、一平はいるんだけど、一平に伝えてもらおうと話す言葉を彼も理解していると感じる
チームメイトとのやり取りの中で、しっかりと絡んでいるというのは日常生活で必要な英語は問題ないということが分かりますね。
特に大谷翔平さんは投手として、内野手や捕手に指示を出すことも必要となりますので英語力はかなり高いものと考えて良さそうです。
エンゼルスのメンバーから『英語力は60点』と高い評価をもらっている大谷翔平さん。
そんな大谷翔平さんが英語を話しているスピーチ動画はあるのでしょうか?
詳細を見てみましょう。
大谷翔平の英語スピーチ動画はある?
大谷翔平さんがスピーチを英語で話した動画があるのか探してみたところ、メジャーリーグ各賞の受賞者を表彰するディナーで英語スピーチを披露している物を見つけました。
こちらがその動画です。
カンニングペーパーを見ながらではありますが、流暢に英語を話している大谷翔平さんに、さずがの一言です。
正式な場ということで礼儀正しい話し方をしていますが、途中で冗談を交えるところは大谷翔平さんらしいですね。
このスピーチを披露したのが2019年1月なので、渡米して日が浅いながらも、すでに英語力が高いことが分かります。
2019年だと少し古い気がしますので、最新のインタビュー動画を探してみたところ。
2022年9月に通訳の水原一平さん無しで記者からのインタビューに英語で回答する大谷翔平さんを見つけました。
こちらがその動画です。
水原一平さん無しでのインタビューということで、大谷翔平さんも緊張しているように見えますね。
あまり長文での回答はしていませんが、記者からの質問もしっかりと聞き取っているところを見ると、英語のリスニング能力も高いことが分かります。
試合中に相手チームの内野手と会話を楽しんでいる大谷翔平さんにとって、英語を聞き取るというのは難しい作業ではないのかもしれません。
大谷翔平さんの英語力が高いことがスピーチとインタビュー動画で分かりましたね。
ここまで英語が流暢に話せるのに、大谷翔平さんはなぜ通訳を付けているのか?
その理由を探ってみましょう。
大谷翔平が通訳をつけているのはなぜ?
大谷翔平さんの人気上昇と合わせて話題となっているのは、専属通訳の水原一平さん。
水原一平さんは大谷翔平さんが2012年に日本ハムファイターズに入団したころからの付き合いで、2018年のメジャー挑戦から正式に通訳の契約をしました。
水原一平さんは北海道苫小牧市の出身ですが、父親の仕事の都合で幼少期からアメリカで生活していました。
アメリカでの生活期間が長いことと、カリフォルニア大学に通っていたということで英語は完璧。
大谷翔平さんの英語力の向上には、水原一平さんの力が大きかったことをエンゼルスのマドン監督も高く評価していました。
”エンゼルスのジョー・マドン監督が、メジャー5年目を迎えた大谷翔平投手の英語力を絶賛した。
水原一平通訳と2人3脚で歩む二刀流について「コミュニケーションは楽になった。彼の英語がうまくなったのとイッペイの力だね! 68歳になるけどこんな選手は見たことなかったね!」と語った。”
引用:https://full-count.jp/2022/03/29/post1199066/
2023年WBCでも大谷翔平さんだけではなく、ヌートバーさんの通訳兼サポートをしていたことが話題となりましたよね。
水原一平さんのおかげで現地での会話や記者からのインタビューにも答えることが出来る英語力を身につけた大谷翔平さん。
英語力を高めた大谷翔平さんには、すでに通訳は必要ないのではないか?という声も聞こえるようになりました。
英語を問題なく話すことができる大谷翔平さんが、水原一平さんを専属通訳として契約している理由は、『通訳以外の仕事も多数行っているから』です。
通訳と聞くと、日本語と英語の翻訳が仕事と思う方も多いと思いますが水原一平さんの仕事はそれだけではありません。
大谷翔平さんが余計なことを気にせず野球に集中できるよう、個人マネージャーのような役割を果たしています。
・日々のスケジュール調整
・球団広報との取材調整
・遠征時のトラベルマネージャーとの調整
・球場までの送迎や買い物
・選手の精神的なケア
・その他の全般的なサポート
専属通訳という形ですが、通訳兼専属マネージャーと言われても間違いない業務量ですね。
大谷翔平さんが通訳として水原一平さんと契約している理由は、マネージャーのような業務もしてもらっているということになります。
通訳との信頼関係がないと選手はプレーに集中できず、良い結果を出すことが出来ません。
特に水原一平さんのように大谷翔平さんの日常全てをサポートしている通訳とあれば、なおさらです。
大谷翔平さんが野球に集中して活躍ができるのは、水原一平さんの貢献が大きいということですね。
まとめ
今回は大谷翔平さんの英語力を動画を交えて見てきました。
スピーチやインタビュー動画を見る限りは、英語力に優れていることが分かりました。
英語力が高くなった大谷翔平さんですが、水原一平さんは通訳以外の仕事もしているとあって、外せない存在のようですね。
大谷翔平さんの活躍の裏には、水原一平さんの貢献あり。
大スター大谷翔平さんのさらなる飛躍を期待しています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。